世界のKAWASAKI Z1 Z2 ― World Z ―

技術紹介

素人苦労日記 ビードストッパー

by ojiro on 9月.24, 2006, under 技術紹介

最近はZのタイヤを自分で交換される方なんていらっしゃるのでしょうか?

下手にやるとリムは傷つけるし、チューブを噛んで穴を開けてしまったり、、、終わってから「プロにやってもらえばよかった」なんてこともあります。しかし、学生時代はとにかくお金をかけられなかったので、何度も自分でタイヤ交換していましたね。しかし、あのビードストッパーには、泣きました。どういう順序で組めばいいのかわからず、とにかく最初は力任せにやって、何時間も苦労してはめ込んでいました。しかし、あるとき、ふとやり方に気づき、それ以降は何の苦労もなくなりましたが。

まあ、今時、あまり必要な情報ではありませんが、思い出しながら書いてみます。画像や絵がないので、もしわからなかったらご質問ください。

まだ何も知らなかった頃、自転車やオフロードタイヤの交換の経験はあったので、できるだろうと思ってはじめました。ホイールの、たとえば右側からタイヤの左側ビードをいれ、チューブを押しこみ、最後に右側ビードを入れておしまい、というのが簡単な流れですが、ここにあのビードストッパーを入れてやらなければなりません。チューブを入れた後に入れようと思ったのですが、先に入れた左側ビードが邪魔をして、なかなかホイールの穴にビードストッパーのねじが入りません。さすがにこのクラスのタイヤはちょっとやそっとの力では伸びないので、もう汗だくで腕がつりそうになりながら数時間を経てやっと取り付けられました。ほんと、もう2度とやりたくないっ、、て思いましたね。

あるとき、オフロードのタイヤを交換する際、タイヤのビードの左右それぞれをホイールのそれぞれの外側にはずして一旦タイヤを中にホイールを落としてから、ホイールの反対側を手に持って引っこ抜くのが楽だと教えてもらったんですね。このときに、「これだっ」って思いついたんです。「この逆をやればいいんだっ」、て。

まず、ホイールにビードストッパーをゆるく仮止めします。そしてタイヤにチューブを入れ、空気バルブの位置を合わせてホイールをタイヤの真ん中に落としこみます。そしてまず片側からビードをはめてきます。それが終われば反対側を入れます。空気を入れて耳を出し、最後にビードストッパーのねじをしめておしまい。気づいてみればなんちゅうことない作業でした。いままでの苦労はなんだったんだろう、、って思いましたね。

また、皆さんの苦労話などもお聞かせください。自分も、まだまだ恥ずかしい話がいっぱいあります。

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超耐熱、防錆、防汚コーティング・バルブ編

by ojiro on 6月.24, 2006, under 技術紹介

Zに限らず旧車のエンジン内はスラッジやカーボンで真っ黒ってことが多いですね。4,5万キロ走ったものだと、大抵はバルブ、ピストンヘッド、燃焼室がカーボンびっしりで、スクレーパーなど使わないと取れないほど頑固にへばりついています。

さてここで紹介するのは、バイク用としてはまだ商品化されていませんが、ちょっと面白いコーティングです。コーティングといえば、ピストンなどのフリクションを減少させるためのモリブデン溶射やWPCなどが有名ですね。

私が仕事で扱っている商品に液体セラミックの一種があります。様々な用途がありますが、溶鉱炉や金型、鋳型の剥離用コーティングとしても使用できます。これをバイクのパーツに応用してみました。


写真はハーレーダビッドソンのバルブです。左側がコーティング、右側は何もしていない状態です。コーティングは表面から数ミクロン浸透していますので、厚みは全くといっていいほど無く、非コーティング部との段差はありません。



バルブにガストーチで千数百度の熱を与えます。すると、コーティングしていないところは青色や茶色に変色してしまいますが、コーティングしたところは全く変化しません。つまりこのコーティングによって非常に耐熱温度が上がり、燃焼室の高温化でも焼けず、錆も発生しないバルブにする事ができます。また表面硬度も向上していますので、磨耗も少なくなります。潤滑性もありますので、カーボンの付着も防ぎます。

なかなか面白いと思いませんか? コーティングには特殊な装置等必要としません。
どなたかZのパーツで試してみませんか? カスタムショップ様、大歓迎です。

詳しい写真はこちら

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